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美ら海・沖縄に基地はいらない!

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沖縄関連ニュース(3月1日~)

2010年3月12日
 NY連銀口座に5300万ドル無利子預金 沖縄返還の財政密約

 財務省は12日、1972年の沖縄返還に絡む財政上の日米密約問題をめぐる調査結果を発表した。日米両国の財政当局の高官の交渉に基づき、約5300万ドルを日本政府がニューヨーク連銀の口座に無利子で預金したことが判明。同省は「密約あるいは広義の密約が存在した」とした。(共同通信)
http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-3.html


2010年3月12日
普天間の現行計画容認を一時明言
 鳩山首相、米大使に
 
米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、鳩山由紀夫首相が昨年12月にルース駐日米大使と会談した際、日米で合意したキャンプ・シュワブ沿岸部への現行計画を容認していたことが分かった。複数の日米外交筋が11日、明らかにした。
 だが1月の名護市長選での反対派当選で情勢は一変。政府、与党は現行計画以外の検討にかじを切り、調整は大詰めを迎えている。首相の「口約束」が不信感を強め、現行計画の履行を求める米側と日本の溝が拡大する背景になった。
 「しかるべき時期になれば、日米合意に戻したい。任せてほしい」。12月15日午後7時半すぎ、官邸5階の執務室。首相は、急きょ訪れたルース大使に言い切った。この日は鳩山政権の迷走を象徴する1日だった。
 政府は朝、普天間問題の結論を10年に先送りし、現行計画を排除せず移設候補地を検討する方針を決定したが、これを受けて動いた大使は、関係閣僚の見解の大きな隔たりに大使は驚き、首相との会談を要望した。 (共同通信)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-159127-storytopic-3.html

2010年3月9日
 普天間検討委 社民、国民新が移設案

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、政府・与党は8日、沖縄基地問題検討委員会(委員長・平野博文官房長官)を首相官邸で開いた。社民党は米領グアム島や、北マリアナ諸島のテニアン、サイパンに全面移設する案を提示。国民新党は在沖縄米海兵隊が15年で全面撤退することを前提に(1)米軍キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)陸上部に1500メートル級の滑走路建設(2)米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)に統合-の2案を提起した。(産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20100309021.html

2010年03月06日
 米側も軍利用拡大の動き 
 「普天間歓迎」のテニアン
  4千人駐留可と地元市長 

 米軍普天間飛行場の移設先をめぐる与党3党の論議が迷走気味の中、2月にフィティアル知事が「普天間移設歓迎」を表明した北マリアナ諸島(米自治領)では、米国防総省幹部や有力議員が相次いでテニアン島を訪問、軍事利用拡大を視野に入れた動きが出てきている。沖縄の海兵隊8千人が米領グアム島に移転した場合、米軍はもともとテニアンを演習場として活用する方針を示していたが、グアムで反基地運動が急速に高まる中、広大な米軍用地があるテニアンの存在を見直しつつあるようだ。
 このほど共同通信と会見したテニアンのデラクルス市長は「島の3分の2の約70平方キロが米軍用地だが、年に1、2回しか使われていない。ここに基地を建設、危険な実弾演習などは近くのアグイハン島(無人島)でやってもらえばいい」と具体案を示した。「演習だけでは経済効果はなく、駐留してほしい。米軍4千人までなら問題ない」と規模にも言及した。
 市長は1月末、米海軍省統合グアム計画室のバイス室長がテニアンを訪問した際「もっとテニアンを使ったらどうか」と提案。室長は「調査、検討する」と答えた。その後、米上院外交委員会の東アジア・太平洋小委員会のウェッブ委員長が日本訪問の帰路、2月19日にサイパンとテニアンを視察、市長によると委員長は「テニアンの軍用地利用拡大を進めたい」と語ったという。
 政府は普天間の移設先としてキャンプ・シュワブ陸上案を中心に検討しているが、社民党は「絶対に同意できない」(重野安正幹事長)と反発、グアムとともに北マリアナを移設先第一候補として提案する方針だ。
 テニアンの軍用地は2028年までの50年契約で米軍が租借、地代1750万ドルは契約時に一括で支払い済み。
 北マリアナが基地誘致に熱心な背景には、近年、日本人観光客の激減で観光業の不振、経済的苦境が続いていることなどがある。(共同通信編集委員 石山永一郎)=琉球新報から

▽住民は複雑 
 
 「島の経済にとってはいいかもしれないが…」。基地誘致の動きに先住民チャモロ人で大学職員のスー・ハラシウスさん(50)はテニアン島のカフェで「自分の子供たちのことを考えると、軍事化した島で育ってほしくない。少なくとも十分な説明と考える時間がほしい」と複雑な表情で語った。
 「七色に輝く」といわれる海に囲まれ、絶景の白砂の浜にも人影がまばらな楽園のような島テニアンだが、近年は隣接するサイパン島とともに観光業の不振が続く。
 米国へ無関税で輸出できたため、2005年までサイパンに多数あった外国資本の衣料品工場も、すべてより賃金の安いアジア諸国に移転。北マリアナ全体の失業率は20%近いとされ、米本国が発行する「食料券」を頼りに暮らす貧困層も増えている。
 テニアン市役所に勤めるアラン・ペレスさん(42)は「基地ができれば、経済効果が大きい。他に選択肢はない」と誘致を支持。「基地を造らないなら軍用地をすべて返してほしい」とも話した。(テニアン共同)=琉球新報から

▽テニアン島 

 テニアン島 北マリアナ諸島を構成する14島の一つで、伊豆大島よりやや大きい約100平方キロの平たんな島。グアム島の北東約150キロにある。スペイン、ドイツの植民地を経て第1次大戦後の1914年から44年まで日本が統治。サトウキビ産業が栄え、最盛期の日本人人口は1万5千人を超えた。
 第2次大戦の激戦地となり、米軍が占領後、広島、長崎に原爆を落としたB29はここから出撃した。国連信託統治領を経て86年に米自治領。現在の人口は先住民チャモロ人のほか、アジア諸国からの契約労働者など計約3800人。大戦中からある4本の滑走路のうち1本(約2600メートル)は現在も米軍が使用。
(共同通信)=琉球新報から


2010年03月02日
普天間移設「歓迎」は変えず 
 北マリアナ
  【サイパン(米自治領)共同】北マリアナ諸島のイノス副知事はサイパンで1日、共同通信などと会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を含めた沖縄の海兵隊の移設について「住民は経済効果を期待しており、少なくともテニアン島であれば問題はない」と話し、仮に日米間で合意されれば、引き続き受け入れを歓
迎する姿勢を示した。

  副知事は、テニアン島の土地の約3分の2を米軍が軍用地として借り上げている現状を説明。「地元も賛同しており、軍用地内なら米側とあらためて協議する必要もない」と述べた。
 北マリアナ諸島への移設案について、北沢俊美防衛相らは実現に否定的な見解を示しているが、社民党はグアムとともに移設先の第一候補として検討委で提案する方針。
 地元メディアによると、14の島からなる北マリアナ諸島では、テニアン島のほか、ロタ島なども基地受け入れに前向き。同諸島のフィティアル知事は19日に予定されているオバマ大統領のグアム訪問の際、大統領との会談を希望しており、直接「基地誘致」を働き掛ける可能性もあるという。
 知事は2月10日に同諸島を訪問した沖縄基地問題検討委員会の阿部知子社民党政審会長、下地幹郎国民新党政調会長らに普天間飛行場の移設を「歓迎する」と伝えた。


2010月3月1日
 「米国は逃げ足速い」 
 防衛政務官が県外・国外移設派を牽制
 
 防衛省の長島昭久政務官は1日、都内で講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関し、「米国は意外と逃げ足が速い。沖縄の皆さんが(米軍の駐留に)反対し、政府も出ていってほしいということなれば、恐らく簡単に出ていく可能性がある」と語った。さらに「沖縄に海兵隊が駐留し続けることが、日本の安全保障の根幹にかかわる」と述べ、県外・国外移設案を牽制(けんせい)した。(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100301/plc1003012007007-n1.htm
by juconetwork | 2010-03-13 05:24 | 沖縄基地問題ニュース
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