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仲井真沖縄県知事「実現厳しい」。菅首相と初の会談で。

知事「実現厳しい」 菅首相と初の会談 (琉球新報:6月16日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-163620-storytopic-53.html

【東京】仲井真弘多知事は15日午前、首相官邸で菅直人首相と会談した。首相は米軍普天間飛行場移設問題について、名護市辺野古への移設を明記した日米共同声明に基づき県内移設で対応する方針を知事に伝えた。これに対し知事は「共同声明は遺憾だ。実現は極めて厳しい」と県内移設は困難だとする考えを伝えた。
 県内移設方針を貫く政府と県内移設は難しいとする県で、議論は平行線をたどったが、知事は今後も政府との話し合いには応じる姿勢を示した。
 菅首相就任後、仲井真知事が首相と会談するのは初めて。
 知事は、民主党が当初県外移設を掲げていたことに触れ「県民の期待が失望に変わってしまい、落差が非常に大きい」と県民世論を説明した。嘉手納飛行場の騒音問題や米軍絡みの事件・事故など、移設問題以外の基地負担の早急な軽減も求めた。協議会など具体的な議論の枠組みは示されなかった。
 首相は負担軽減については「誠心誠意取り組みたい」と答えた。会談は、知事が別件で上京することを知った官邸側が県に打診して行われた。
 知事は会談後、今後の協議について「政府がどういう筋道でまとめていこうとしているのか、よく分からない」と述べた一方、「政府と意見交換しながら(解決の)方向を見つけていくしかない。もちろん注文を付けるべきは付ける」と述べた。
 菅首相は、会談後の閣僚懇談会で、仙谷由人官房長官を中心に内閣が一体となって普天間問題に取り組むよう指示。会談後の参院本会議では、知事との会談に触れ「これをある意味でスタートとし、沖縄の皆さんと話し合いを進めていきたい」と述べ、今回の会談の意義を強調した。
 首相はまた、仲井真知事に対し、就任後初めて23日に沖縄県を訪問し、沖縄全戦没者追悼式に出席すると伝えた。
by juconetwork | 2010-06-16 11:24 | 報道関係
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