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2月23日の院内集会と防衛省への申し入れが報道されていました!

高江ヘリパッド問題に関して、私達が2月23日の院内集会と防衛省への申し入れを行ったことが新聞報道されていました!!

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<2/24 琉球新報>

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<2/24 沖縄タイムス>
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by juconetwork | 2011-02-25 18:34 | キャンペーン案内

【報告】2/23(水) 高江ヘリパッド問題防衛省への申し入れ

2/23(水)は、高江ヘリパッド問題に関して、院内集会を行った後、防衛省への申し入れも行いました。
そちらについての報告も掲載します。
読んで頂けたら、うれしく思います!


2011年2月23日の高江ヘリパッド問題に関する防衛省交渉

 私たちは、東村高江の米軍ヘリパッド建設工事強行について、2月23日午後2時
30分から約70分、市ヶ谷の防衛省D棟1階の会議室において、防衛省(経理装備局
施設技術官付はじめ4名)に対し抗議と要請を行いました。参加者は、環境団
体・平和団体(WWFジャパン、日本自然保護協会、JUCON、US for OKINAWA、
ゆんたく高江、憲法を生かす会、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)と国会議員
(山内徳信参議院議員、赤嶺政賢衆議院議員、服部良一衆議院議員)、全部で12
人です。

 私たちの主張は、次の3点です。
①住民の反対を無視し、自然を破壊するヘリパッド工事の強行に強く抗議する。
②現在行われている工事を即時中止することを要求する。
③米軍ヘリパッド建設計画自体を廃止するように要請する。
 また、3月から6月まで、ノグチゲラ、ヤンバルクイナ等繁殖期の工事を中止
することを強く求めました。
これに対する防衛省側の回答は以下のようなものでした。
①ヘリパッド工事は続けたい。
②北部訓練場の過半の返還のためで、沖縄県の負担軽減になる。
③SACO合意にもとづいている。

 交渉参加者および国会議員からは、住民の暮らしを危険にさらし自然を破壊す
るヘリパッド工事の中止要求が何度も発せられましたが、防衛省担当官の返事は
上記の内容を、言葉を換えて繰り返すのみです。
 3月-6月の工事中止についても追求しましたが、「騒音の大きい重機での工
事は差し控える」ということの繰り返しです。「重機とは何か、パワーショベル、
ブルドーザー、ダンプカーなどか」という問には「それらが重機」と答えていましたが、
「伐採用のチェーンソーは使うのか」などの追求には、「3月からの工事については、
(内容を)つめていない」と逃げ回っていました。
 国会議員からの「アセス図書で生物には配慮するとしながら、最大の被害者で
ある地域住民には何の配慮もしないのか」、「住民たちは、工事の強行ではな
く、話し合いを求めているのだ、なぜそれに答えないのか」、「15年前のSACO
合意は古びてしまったのだから見直すべき」などという強い追求には下を向くだ
けでした。
 今日の環境・平和団体、国会議員の要請について、防衛大臣や総理に伝えて欲
しいという要請にも、通常の報告を上司にあげると言うのみでした。担当官は、
自分たちで意志決定できないポストであり、交渉した私たちには徒労感が残りま
した。
 しかし、繰り返し、何度も、抗議し要求していくことが、工事中止に近づくこ
とであり、地域住民の皆さんとの連帯につながることなので、これからも集会や
要請行動を続けていきたいと考えています。

(は)



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 申し入れをした私達と、国会議員の皆さん
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 アメリカ人のローズ・ウェルシュさんが、防衛省の職員の方に話しかけています。
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 対応をしてくださった防衛省の皆さんです
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 院内集会でもアピールした3つの声明文を手渡しました。
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 記者の質問に答えている花輪さんです
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by juconetwork | 2011-02-25 18:22 | キャンペーン案内

【報告】2/23(水)高江ヘリパッド問題 院内集会

先日、JUCONとWWF-Japanの主催で行いました、院内集会のご報告です。
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以下、それぞれの参加者の皆さんの発言を簡単にまとめましたので、ご確認下さい。

当日は、同時刻にインターネットのUstreamでライブ中継も行いました。
集会の様子はこちらからも確認できます。
http://www.ustream.tv/recorded/12878773
ご覧になって頂ければ、うれしいです!

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      緊急院内集会・記者会見
  生物多様性を破壊し、住民の暮らしを脅かす
 沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設を中止させよう!
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日 時:2月23日(水)12時~13時
会 場:参議院議員会館 B-104会議室
主 催:WWFジャパン、JUCON (JAPAN - US Citizens for OKINAWA Network )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
緊急の呼びかけにもかかわらず、約130名の方にご参加いただき、立ち見で溢れ
るほどでした。主催者を代表して花輪伸一さん(WWFジャパン)は、東村高江の
やんばるの森の豊かな自然と生物多様性、高江の集落と住民について紹介し、
住民の抗議を無視してヘリパッド工事を強行する沖縄防衛局の姿勢を批判し、
「集会参加者の皆さん、国会議員の皆さんとともに、生物多様性を守り、地域住民
の生活を守るため、このような工事は一刻も早く中止、計画自体を廃止するために
一緒に頑張っていきましょう」と訴えました。

佐藤潤一さん(グリーンピース・ジャパン)
「戦争は最大の環境破壊。自然を破壊してエネルギーを確保する時代は終わって
います」

ローズ・ヤングさん(グリーンピース・USA)
「米国であれば基地建設にあたってもっとしかっりとした環境アセスメントしま
す。生態系のため、次世代のため、こうした基地建設に疑問を投げかけつづけ
る、反対しつづけことが大事です」

大野正人さん(日本自然保護協会)
IUCN(国際自然保護連合)は『やんばるの森』にのみ生息するノグチゲラ・ヤン
バルクイナとその生息場所の保全を日米両政府に勧告しています。『生物多様性
条約第10回締約国会議』で採択された『愛知ターゲット』では、2020年までに
「生物多様性の損失を止めるために効果的かつ緊急な行動を実施する」ことを、
ミッションとして掲げています。日本政府はこれらの勧告を忠実に守るべきです」

田場暁生弁護士(JELF/日本環境法律家連盟)
日本政府は高江住民をヘリパッド工事における『通行妨害禁止』の仮処分を申し
立てました。後に取り下げましたが、その中には、8歳の子どもまで裁判の相手
にされていました。こういう裁判は恫喝目的のスラップ訴訟といいます。権力を
持つ側が、自分たちに批判的な人物を裁判にひきずり出し、精神的、肉体的に疲
弊させることを目的とした訴訟です」

ローズ・ウェルシュさん(US for Okinawa Peace Action Network)
「最大の脅威は北朝鮮ではありません。最大の脅威は、民主主義を著しく侵害し
ようとしている米国や日本の政治家なのです。世界の人々は害を及ぼす古びた政
策からの移行を呼びかけてます。日米両政府がこれらの呼びかけに耳を傾ける時
です。さらなるヘリパッドではなく、平和を築きましょう」

高田健さん(WORLD PEACE NOW)
「大分県日出生台に行ってきました。米軍軍事演習は当初の計画からどんどんエ
スカレートしています。やはり米軍基地はどこにもいらない。アメリカに持って
帰って欲しい。そのためにも、日米安保条約とそれを支える体制を変えていきたい」

吉田正司さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
「『米軍用地を生産と生活の場にとり戻そう』ということをスローガンに活動し
ています。沖縄で米軍が行っていることはアメリカ社会ではほとんど知られてい
ない。この現状をアメリカ社会にももっと訴えていきたい」

園良太さん(沖縄を踏みにじるな!緊急アクション全国実行委員会)
「2月20日、平和的に抗議していた仲間が逮捕されました。アメリカ大使館の
意思に呼応して日本の警察が動いている。これは日米両政府が市民の力を恐れて
いることの裏返し。インターネットが普及してきた今、民主化を求めて闘う中東
の市民のように、私たちもあらゆる手段を尽くし、皆さんとつながって市民の声
を大きくし、社会を変えていきたい」

村上陽子さん(ゆんたく高江)
「東京でも高江でも私たちは非暴力直接高行動を貫いているにも関わらず、
負傷者や逮捕者が出ています。抗議する者には過激というレッテルが貼られま
す。こうした状況を変えるため、これまで運動になじみのなかった人が参加しや
すい音楽のイベントや絵手紙を防衛省に届けるなどの活動をしています。
厳しい状況ですが、これまで通り何とか『楽しく』抵抗していこうと思います」


福島みずほ 参議院議員
「社民党が予算案に反対した最大の理由が辺野古関連予算と高江ヘリパッド基地
建設予算が計上されていたからです。山口上関町祝島でも海を埋め立てて原子力
発電所がつくられうとしています。住民が望まない工事は基地も原発もストップ
させましょう」

山内徳信 参議院議員
「東村村長に本心を聞きたいと尋ねたところ、新たな基地の建設は誰一人望んで
いないと答えました。そこで、基地建設をやめるよう、沖縄防衛局長にも、グリ
ン総領事にも、防衛大臣にも要請しました。しかし事態はいっこうに変わらな
い。なので、皆さんも高江の現場に足を運んで欲しい。現場で工事を止める。
ともに頑張りましょう」

赤嶺政賢 衆議院議員
「北部訓練場の半分を返還し、代わりに残りの場所にヘリパッドを6カ所移設し
ようとしている。沖縄本島の中部から北部には既に数多くの基地がある。これ以
上、基地をつくるとはとんでもない話だ。移設条件をつくらずに返還せよという
世論をつくるために私も頑張りたい」


照屋寛徳 衆議院議員
「戦争こそが最大の自然破壊である。高江のヘリパッド建設はやんばるの森に
4100種類の余りの種を破壊します。しかし高江のヘリパッド建設はそれだけ
の問題ではない。高江の住民、うちなんちゅうを破壊する蛮行です。うちなん
ちゅうの尊厳と人権をかけて私たちは闘わなければならない。日米両政府と無関
心な政治家をゆるしてはならない」

瑞慶覧長敏 衆議院議員
「政権政党民主党の議員として皆さんの前に立つのが恥ずかしい。日本政府は
8歳の子どもまで訴えようとしてたんですよ。8歳の子は自分が牢屋に入れられ
ると思っていたんです。これは人権の問題です。許してはなりません。共に頑張
りましょう」

吉田忠智 参議院議員
「私も大分出身です。先程高田さんが言われた通りです。日出生台の軍事演習は
どんどんエスカレートしていきました。それは米軍の本質であり、日本政府の無
力さを意味しています。高江のヘリパッド建設も絶対に許してはなりません」

服部良一 衆議院議員
「今日はたくさんの方に参加頂き、ありがとうございます。この後、2時半から
は皆さんと一緒に防衛省で基地建設中止を要請します。国会で頑張っていくとも
に、皆さんと一緒に闘っていこうと思います」

野平晋作(司会/JUCON)
「連日、エジプトやリビアで民主化を求める市民のデモを弾圧する政府のことが
報道されています。高江のヘリパッド建設は同様に非人道的なことなので、この
会場にいらっしゃるメディアの皆さんは高江の状況を必ず報道してください。議
員の方は政治の場で、私たちはそれを下支えする世論をつくるために頑張りま
す。皆さん、ともに頑張っていきましょう。今日はどうもありがとうございました」

(の)
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by juconetwork | 2011-02-25 18:13 | キャンペーン案内

【報道】グアム、インフラ地元負担を拒否 海兵隊移転

グアム、インフラ地元負担を拒否
 海兵隊移転で立法院議長

【グアム共同】 米領グアムの地元議会・立法院のウォンパット議
長(民主党)は24日、共同通信と会見し、在沖縄米海兵隊約8千
人のグアム移転計画について「米連邦政府がインフラ整備費の返済
をグアム側に負わせるなら、移転は認められない」と語った。立法
院の15人の議員のほとんどが議長に同調しており、日米両政府の
いずれかがインフラ整備費を負担しない限り、現行計画を進めるの
は困難なことがあらためて明らかになった。
 海兵隊のグアム移転経費をめぐり日米両政府は、日本側の負担分
60億9千万ドル(約5千億円)のうち、7億4千万ドルをグアム
の下水道や道路などインフラ整備への融資に充てることで合意して
いる。しかし、米連邦政府は「基地の外のインフラ」とし、融資の
返済義務はグアム側にあるとしている。
 議長は「海兵隊移転受け入れに伴うインフラ整備なのに、グアム
側に返済を求めるのは筋違い」と反発。「他にも環境への配慮が欠
けているなど不満は多々ある」と述べた。立法院はインフラ整備費
を13億ドル以上と見積もっている。
 海兵隊約8千人のグアム移転について米政府は日本側に「インフ
ラ整備費返済のめどが立たない」ことを理由に2014年の完了予
定が3年以上先送りされる見込みを既に伝えている。

http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022401000703.html
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by juconetwork | 2011-02-25 09:29 | 報道関係

【2/24@沖縄】Ustream中継あります:高江ヘリパッド建設中止を求める緊急記者会見

転載します。

下記のとおり沖縄・生物多様性市民ネットワーク(沖縄BD)が
高江米軍ヘリパッド建設の件で記者会見を下記のとおり行います。


2/24(木)14:00@県庁記者クラブ

ustream中継はこちら↓
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi4?lang=ja_JP
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守ろう人々の暮らしを、ヤンバルの森を!
高江ヘリパッド建設即時中止を!


2010年12月、沖縄防衛局は東村高江において、ヘリパッド建設の工事を強行再開しました。
木々が伐採され、土嚢が投げ入れられ、高江の住民とヤンバルの森は、今また新たなる危機を迎えています。
工事の強行再開は、工事に反対する住民・市民、工事を請け負う業者、そして防衛局職員を無理矢理対立させ、けが人が出る異常事態となっています。私たち沖縄・生物多様性市民ネットワークは、住民の暮らしと、生物多様性の豊かな、そして沖縄県民にとって大切な水源であるヤンバルの森を守るために、ヘリパッド建設
工事の即時中止と建設計画撤回を、日本政府と米国政府に求める記者会見を開きます。

-------------------
記者会見

日時:2011年2月24日(木) 午後2時

場所:県庁記者クラブ

会見内容:

1) ヘリパッド建設工事即時中止と建設計画撤回を求める
2) 高江からの現状報告
3) 「ヤンバルの森を守れ」の国内外の声(COP10など)
4) 「公開質問状」に対する沖縄防衛局の対応について
5) 沖縄県と米国政府の「ヤンバルの森の保全」義務
6) 質疑応答


連絡先:

沖縄・生物多様性市民ネットワーク (沖縄BD)*
事務局 吉川秀樹(090-2516-7969)

*2010年名古屋で開かれた第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)に向けて結成されたネットワーク。「環境」「平和」「人権」を柱に活動、19の団体と約170名の個人メンバーからなる。

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by juconetwork | 2011-02-24 10:22 | お知らせ

高江と辺野古に関するNOの声明が琉球新報で報道されていました!

先日ご報告しました、JUCONの米国側パートナーのNetwork for Okinawa(NO) が提出した、
やんばる高江と辺野古に関する米軍基地建設についての声明 が、昨日(2月22日)の琉球新報で報道されていました。

是非ご覧下さい!!

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by juconetwork | 2011-02-23 11:58 | 報道関係

【新聞記事】基地建設を米政府に要請 普天間移設「歓迎」の北マリアナへ

以下の報道がされていることを見つけましたので、ご報告します。
___________________

2011年02月18日
基地建設を米政府に要請へ 
 普天間移設「歓迎」の北マリアナ 

 【サイパン共同】米自治領・北マリアナ諸島のベニグノ・フィテ
ィアル知事は18日、共同通信とサイパン島で会見、アジア太平洋
地域の米軍再編をめぐってサイパンに隣接する「テニアン島にぜひ
、米兵が常駐する基地を建設してほしい」と語った。22日にワシ
ントンを訪問、グレグソン国防次官補と会談して誘致要請すると明
らかにした。
 知事は昨年、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の移設受け入れ
要請があれば「歓迎する」と表明している。
 基地誘致の理由について知事は、観光客減などで北マリアナ全域
が「深刻な経済危機に見舞われている」ことを挙げた。テニアン島
を候補地とする理由については「既に島の3分の2が米軍に租借さ
れているが使われていない。基地誘致以外に島には経済発展の可能
性がない」と語った。
 普天間飛行場の移設については「引き続き歓迎だが、(名護市辺
野古崎を移設先とした)日米合意に口を挟む立場にはない」と述べた。

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by juconetwork | 2011-02-23 11:28 | 報道関係

【高江】生物多様性を破壊するヘリパッド建設工事の強行に抗議する声明

高江の米軍ヘリパッド建設工事の強行に対し、環境団体からも計画の中止を要請する声明が上がっています。

この声明も、2/23(水)12:00~13:00 @国会、参議院会館にて行う高江ヘリパッド工事強行に関する院内集会と記者会見 で報告した後、防衛省に持参して、申し入れを行います。
_____________________________

生物多様性を破壊する
防衛省の米軍ヘリパッド建設工事強行に抗議し計画の中止を強く要請します

WWFジャパン
グリーンピース・ジャパン
(財)日本自然保護協会
(財)日本野鳥の会

私たち環境保護団体は、防衛省が、沖縄県東村高江の生物多様性に富む「やんばるの森」において、米軍ヘリパッド建設工事を強行していることに対し、強く抗議するとともに、建設計画の中止を要請します。

防衛省沖縄防衛局は、東村高江において、建設中止を訴える地域住民を無視し、大勢の職員、作業員を動員して住民を威圧しながら、米軍ヘリパッド建設工事に着工しました。建設現場には、ダンプカーにより大量の土嚢が運び込まれ、パワーショベルが稼働し、樹木の伐採が行われています。
計画では、無障害物帯を含めて直径75メートルの巨大な米軍ヘリパッドが6か所建設され、そこで行われる米国海兵隊の軍事演習には大型の垂直離着陸機オスプレイを使用すると伝えられています。巨大ヘリパッドの建設とオスプレイを使う軍事演習は、地球上で沖縄島にしか生息しないノグチゲラ、ヤンバルクイナなど多くの固有種、固有亜種や、さまざまな野生生物にとって大きな脅威となり、生物多様性に富む「やんばるの森」の環境を大きく悪化させることになります。さらに、高江の集落を取り囲むように建設されることから、地域住民の生活に大きな危険と不安をもたらすことになります。

那覇防衛施設局(当時)の「環境影響評価図書(2006年)」によれば、ヘリパッド建設予定地とその周辺で、4,158種にもおよぶ膨大な数の野生生物種が記録されています。そのうち12種の植物、11種の動物が地球上で沖縄島北部にのみ生育・生息する固有種・固有亜種であり、絶滅のおそれのある種が177種(環境省レッドリスト)、188種(沖縄県レッドリスト)も含まれています。また、天然記念物の生物は、国指定、県指定それぞれ8種が記録されています。
これは「学術上あるいは保全上の観点から見て、顕著で普遍的な価値をもつ、絶滅のおそれがある種を含む、生物の多様性の野生状態における保全にとって、もっとも重要な自然の生育地を含むこと」という旨の世界自然遺産の選定基準のひとつを十分に満たしており、地球規模で見て重要な自然環境、野生生物生息地であることを示しています。

一方、IUCN(国際自然保護連合)の世界自然保護会議(アンマン2000年、バンコク2004年)では、沖縄島「やんばるの森」にのみ生息するノグチゲラ・ヤンバルクイナとその生息場所の保全を日米両政府に勧告しています。日本政府には、生物多様性と絶滅のおそれのある種の保全計画を作成すること、自然遺産への指名を検討すること、保護区を設置すること、ヘリパッドを造らない選択(ゼロ・オプション)を含む環境アセスメントを実施すること、米国政府に対しては、米軍の環境管理基準をもとに野生生物保護の観点から日本政府と協議すること、日本政府の環境アセスメントに協力することを勧告しているのです。日米両政府は、両国ともに加盟している国際機関であるIUCNの勧告を遵守するべきです。

また、2010年10月に名古屋で開催された「生物多様性条約第10回締約国会議」では、日本が議長国を務め、生物多様性のための戦略計画である「愛知ターゲット」が採択されました。愛知ターゲットでは、2020年までに「生物多様性の損失を止めるために効果的かつ緊急な行動を実施する」ことを、ミッション(使命)として掲げています。しかし、東村高江における米軍ヘリパッド建設は、このミッションに大きく反するものであり、地球の生物多様性を率先して保全する義務を負う議長国としての責任を放棄するものと言わざるを得ません。

 米軍ヘリパッドの建設工事を強行することは、固有種、固有亜種を含む多様な野生生物に悪影響をおよぼし、世界自然遺産の価値がある「やんばるの森」の豊かな生物多様性に大きな脅威を与えることになります。また、人口約160人、そのうち中学生以下が約20人の小さな集落である高江の住民を軍用機の爆音や墜落の危険にさらすことになります。

政府は、世界自然遺産の候補地となり得る「やんばるの森」の生物多様性保全と持続可能な利用を重視し、また、地域住民の安全で安心な生活を保障するために、高江における米軍ヘリパッド建設計画を中止するべきです。


この件に関する問い合わせ先

WWFジャパン:花輪伸一
 (TEL.03-3769-1711 FAX.03-3769-1717)
グリーンピース・ジャパン:佐藤潤一
 (TEL.03-5338-9800 FAX.03-5338-9817)
(財)日本自然保護協会:大野正人
 (TEL.03-3553-4103 FAX.03-3553-0139)
(財)日本野鳥の会:古南幸弘
 (TEL. 03-5436-2620 FAX. 03-5436-2635)



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by juconetwork | 2011-02-23 11:19

【高江】ヘリパッド建設強行に抗議して建設中止を求める声明

高江で連日続いている米軍ヘリパッド建設工事の強行に抗議して建設計画の中止を求める声明です。

この声明は、2/23(水)12:00~13:00 @国会、参議院会館にて行う高江ヘリパッド工事強行に関する院内集会と記者会見 で報告した後、防衛省に持参して、申し入れを行います。
_____________________________

2011年2月23日

防衛省による米軍ヘリパッド建設工事の強行に強く抗議し建設計画の中止を求める声明

JUCON (Japan and US Citizens for Okinawa Network )
Us for Okinawa
「沖縄に基地はいらない!」全国同時アクション
WORLD PEACE NOW
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
ゆんたく高江

私たちは、防衛省沖縄防衛局による東村高江での在沖米国海兵隊のヘリパッド建設工事強行に強く抗議します。さらに私たちは、日本政府およびアメリカ政府に対し、高江での米軍ヘリパッド建設計画を、早急に中止することを強く要請します。防衛省は、建設に反対する住民・支援者を力づくで排除してはなりません。
沖縄防衛局は、東村高江において、建設中止を訴える地域住民を無視し、100人から200人の職員・作業員を動員して住民を威圧しながら、米軍ヘリパッド建設工事を強行しています。建設現場において、ダンプカーにより大量の土嚢が運び込まれ、ユンボーが稼働し、樹木が伐採され、抗議を続ける住民の頭越しに砂利の入った土嚢を投げこむなど危険な作業が続けられています。住民のなかには転倒により怪我を負う人々も出ていると伝えられています。
米軍ヘリパッドは、無障害物帯を含めて直径75メートルの巨大なもので、高江の集落を取り囲むように6か所に建設される計画です。さらに、そこで行われる米国海兵隊の軍事演習には、大型の垂直離着陸機オスプレイを使用すると伝えられています。巨大ヘリパッドの建設とオスプレイによる海兵隊の軍事演習は、耐え難い爆音と墜落の恐怖をもたらし、地域住民の生活に大きな危険と不安をもたらします。さらに、ノグチゲラ、ヤンバルクイナなど多くの固有種が生息し、生物多様性に富む「やんばるの森」の環境も大きく悪化させることになります。
 米軍ヘリパッドの建設工事が強行されている東村高江は、人口が約160人で、そのうち中学生以下が約20人の小さな集落である。住民を軍用機の爆音や墜落の危険にさらすことは、基本的人権を無視し、平和で健康な生活を保障する日本国憲法に背くことです。
日本政府は、地域住民の安全で安心な生活を保障するために、また、生物多様性の保全と持続可能な利用を重視し、環境・人権・平和を優先して、高江の米軍ヘリパッド建設を中止するべきです。

この件に関する問い合わせ先
Japan and US Citizens for Okinawa Network (JUCON)
  http://jucon.exblog.jp/
  TEL:052-459-1753, FAX:052-459-1751
Us for Okinawa
  http://us-for-okinawa.blogspot.com/
「沖縄に基地はいらない!」全国同時アクション
  http://nobase.org/
WORLD PEACE NOW
  http://www.worldpeacenow.jp/
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
  http://www.jca.apc.org/HHK/
ゆんたく高江
  http://helipad-verybad.org/


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by juconetwork | 2011-02-23 11:14 | お知らせ

アメリカの市民グループNetwork for Okinawa(NO)が、声明を出しました。

JUCONと一緒に沖縄の米軍基地問題に取り組んでいる米国側パートナーのNetwork for Okinawa(NO)が、やんばる・高江と辺野古の新基地建設に関して声明を出しました。

アメリカ市民からも、沖縄の米軍基地を巡るこの事態に、憂慮の声が上がっています。
NOでは、この声明を出したことなど、アメリカのメディアなどにも広くお知らせしていくようです。

JUCONも、このNOの声明を2月23日(水)に予定されている国会の院内集会で報告します。
皆様にも読んで頂いて、国際的にも関心が高まっていることを広めてもらえるとうれしいです。

_______________________________________

Network for Okinawa Statement/Press Release on New U.S. Military Construction in Yanbaru Forest & Henoko, Okinawa

February 16, 2011

沖縄・やんばるの森と辺野古における新軍事施設建設に関する
「Network for Okinawa」(沖縄のためのネットワーク)声明文


沖縄のふたつの米軍施設で新たな建設進む
米国支援者たち、平和的な抗議者に対する扱いに憂慮を示す

米国防長官ロバート・ゲーツが沖縄米軍基地の再編に関して最近、より柔軟に対応すると示唆したにも関わらず、日本の防衛省・自衛隊沖縄本部(沖縄防衛局)は、一月の最終週に沖縄北部にあるふたつの米軍基地に新たな施設の建設を進めています。この建設により、国際平和・環境団体から抗議の声があがりました。

建設作業員が建設資材や機材を高江の山原(やんばる)の森へ移動する際、地元住民を押しのけて通り過ぎました。また、キャンプ・シュワブと海辺の境界にある有刺鉄条網を臨時の壁に置き換えることで、建設現場を抗議者の 視界から妨げる試みです。住民は、1996年末に日米政府が計画を発表して以 来、両建設現場では住民たちが反対運動を行ってきました。住民たちは、繊細な 環境および文化遺産の危機をずっと訴えてきました。両方の現場は、沖縄でしか見つけることのできない希少種や絶滅危惧種の生息地です。

「沖縄防衛局の行為は大きな懸念であり、沖縄地域の正当な不満をあきらかにしています。私たちは、工事関係者には不適切な行動を慎むよう要求します。私たちは、日米両政府に対し、沖縄の圧倒的大多数の人々が新基地建設阻止のために投票した民主的な願いを尊重するよう求めます」と、米国を拠点にしている「Network for Okinawa」の代表のジョン・フェファー氏は語りました。

高江近くの米海兵隊のジャングル訓練場の計画は、米軍が開発した垂直離着陸機V-22オスプレイが操作できる米軍のヘリパッド6つを含みます。住民は、建設が160人の住む村を囲み、生物が多様なやんばるの森に被害を及ぼすと異議を唱えています。2007年から2010年12月までの間は、建設の阻止に成功していましたが、今回、抗議テントが米軍のヘリコプターによって部分的に破壊され、建設作業員 たちが強制的に建設を再開しました。2007年から2010年12月までの 間は、建設の阻止に成功していました。

キャンプ・シュワブ付近の住民は、新航空基地建設と辺野古湾の珊瑚礁を覆う軍事港の建設に反対しています。軍事指導者らは、この新巨大基地は、現在物議を醸している普天間基地の代わりだと述べています。この計画は、建設現場内に絶滅危惧種が生息しているため、国際的な批判を招いています。2008年、米国連邦地裁の裁判官は、辺野古と大浦湾における建設計画が日本の「自然遺産」であるジュゴンにもたらす影響への「配慮」を、国防総省が怠っていることによる、米国文化財保護法違反であるとの判決を下しました。昨年11月には、普天間基地を閉鎖し、県外移設を公約した人が沖縄県知事に選ばれました。

「日米両政府が、世界で最も多様な生態系に取り返しの付かない損傷をもたらす建設計画を主張し、推し進めるのは信じ難い悲劇です。」と、フェファー氏は語りました。「金融危機や悪化する財政状況の中、両国が、教育や社会福祉活動を削減し、軍産複合体への利益のみを支援する計画を受け入れるとは、衝撃的です。」

※「Network for Okinawa」(沖縄のためのネットワーク)は、米国と世界の平和・環境団体、宗教的奉仕活動団体、大学・研究機関やシンクタンクの代表者を結びつけ、沖縄に おける軍事施設建設に反対し、民主的な判断をサポートする草の根のネットワークです。公式サイトはこちら


*声明の英語版は、こちらを御参照下さい。
http://closethebase.org/2011/02/16/network-for-okinawa-statement-on-new-military-construction-in-yanbaru-forest-henoko-okinawa/


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by juconetwork | 2011-02-21 15:00 | お知らせ
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