美ら海・沖縄に基地はいらない!

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沖縄ジュゴン米国訴訟、弁護団より。

 2月13日に米国ジュゴン訴訟の判決がサンフランシスコ連邦地方裁判所により出されました。判決は原告らの請求を却下するというものです。

 みなさまに応援していただいている訴訟がこのような結果となり,弁護団としては残念な気持ちでいっぱいです。特に,今,こうしている間でも辺野古基地建設阻止に向けて運動を進めているみなさんのことを思うと悔しくてなりません。

 私たちの裁判はこれまで,2005年,2008年に裁判所の判断が行われています。2005年については米国文化財保護法(NHPA)が,ジュゴンという日本の文化財を保護しているかどうか争われ,保護の対象となるという勝利の判決を得ることができました。

 2008年の判決では,米国政府は沖縄ジュゴンの保護を図っているか,米国政府が違法状態では無いかということが争われました。この時には,米国政府は沖縄ジュゴンに配慮しておらず違法状態であると裁判所は宣言しました。

 そして,今回,私たちは米国政府が基地建設に協力しないように,日本国政府が基地建設のために基地内立ち入り許可を出さないように裁判を進めました。ご存じの通り,日本政府は基地建設を着々と進めています。私たちはこれを禁止するべく裁判を進めた次第です。

 今回の裁判では,軍事,外交という高度に政治的問題に裁判所が立ち入って良いかどうかが問題となりました。「統治行為」という難しい論点が有り,高度に政治性のある行為には裁判所は立ち入るべきではないというルールがあります。裁判所は今の辺野古の実情からすればきわめて高い政治性が有るので判断できないとしたのです。

 しかし,この問題は既に提訴時からありました。日米政府間においてジュゴンを守れという裁判を始めたわけですから,最初から問題になっていました。実際,2005年にも同様の議論がされたのですが,裁判所は判断回避をしませんでした。今回の判決はこれまで他の裁判官が積み重ねてきた議論を覆すものです。

 私たちはこの判決に対して引き続き控訴する方向で検討を進めるつもりです。また,この裁判は米国でも有名な裁判となっています。米国内にも多くの支援者がいます。こうした米国の支援者とともにジュゴンや辺野古,大浦湾の自然を守るために引き続き活動を進めていく所存です。どうか,今後ともご支援をいただきますようお願い申し上げます。

     2015年2月19日
                沖縄ジュゴン「自然の権利」訴訟
                  弁護団 弁護士  籠橋隆明

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by juconetwork | 2015-02-23 10:56 | お知らせ
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