【報告】2/23(水) 高江ヘリパッド問題防衛省への申し入れ
2/23(水)は、高江ヘリパッド問題に関して、院内集会を行った後、防衛省への申し入れも行いました。
そちらについての報告も掲載します。
読んで頂けたら、うれしく思います!
2011年2月23日の高江ヘリパッド問題に関する防衛省交渉
私たちは、東村高江の米軍ヘリパッド建設工事強行について、2月23日午後2時
30分から約70分、市ヶ谷の防衛省D棟1階の会議室において、防衛省(経理装備局
施設技術官付はじめ4名)に対し抗議と要請を行いました。参加者は、環境団
体・平和団体(WWFジャパン、日本自然保護協会、JUCON、US for OKINAWA、
ゆんたく高江、憲法を生かす会、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)と国会議員
(山内徳信参議院議員、赤嶺政賢衆議院議員、服部良一衆議院議員)、全部で12
人です。
私たちの主張は、次の3点です。
①住民の反対を無視し、自然を破壊するヘリパッド工事の強行に強く抗議する。
②現在行われている工事を即時中止することを要求する。
③米軍ヘリパッド建設計画自体を廃止するように要請する。
また、3月から6月まで、ノグチゲラ、ヤンバルクイナ等繁殖期の工事を中止
することを強く求めました。
これに対する防衛省側の回答は以下のようなものでした。
①ヘリパッド工事は続けたい。
②北部訓練場の過半の返還のためで、沖縄県の負担軽減になる。
③SACO合意にもとづいている。
交渉参加者および国会議員からは、住民の暮らしを危険にさらし自然を破壊す
るヘリパッド工事の中止要求が何度も発せられましたが、防衛省担当官の返事は
上記の内容を、言葉を換えて繰り返すのみです。
3月-6月の工事中止についても追求しましたが、「騒音の大きい重機での工
事は差し控える」ということの繰り返しです。「重機とは何か、パワーショベル、
ブルドーザー、ダンプカーなどか」という問には「それらが重機」と答えていましたが、
「伐採用のチェーンソーは使うのか」などの追求には、「3月からの工事については、
(内容を)つめていない」と逃げ回っていました。
国会議員からの「アセス図書で生物には配慮するとしながら、最大の被害者で
ある地域住民には何の配慮もしないのか」、「住民たちは、工事の強行ではな
く、話し合いを求めているのだ、なぜそれに答えないのか」、「15年前のSACO
合意は古びてしまったのだから見直すべき」などという強い追求には下を向くだ
けでした。
今日の環境・平和団体、国会議員の要請について、防衛大臣や総理に伝えて欲
しいという要請にも、通常の報告を上司にあげると言うのみでした。担当官は、
自分たちで意志決定できないポストであり、交渉した私たちには徒労感が残りま
した。
しかし、繰り返し、何度も、抗議し要求していくことが、工事中止に近づくこ
とであり、地域住民の皆さんとの連帯につながることなので、これからも集会や
要請行動を続けていきたいと考えています。
(は)
申し入れをした私達と、国会議員の皆さん
アメリカ人のローズ・ウェルシュさんが、防衛省の職員の方に話しかけています。
対応をしてくださった防衛省の皆さんです
院内集会でもアピールした3つの声明文を手渡しました。
記者の質問に答えている花輪さんです
そちらについての報告も掲載します。
読んで頂けたら、うれしく思います!
2011年2月23日の高江ヘリパッド問題に関する防衛省交渉
私たちは、東村高江の米軍ヘリパッド建設工事強行について、2月23日午後2時
30分から約70分、市ヶ谷の防衛省D棟1階の会議室において、防衛省(経理装備局
施設技術官付はじめ4名)に対し抗議と要請を行いました。参加者は、環境団
体・平和団体(WWFジャパン、日本自然保護協会、JUCON、US for OKINAWA、
ゆんたく高江、憲法を生かす会、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)と国会議員
(山内徳信参議院議員、赤嶺政賢衆議院議員、服部良一衆議院議員)、全部で12
人です。
私たちの主張は、次の3点です。
①住民の反対を無視し、自然を破壊するヘリパッド工事の強行に強く抗議する。
②現在行われている工事を即時中止することを要求する。
③米軍ヘリパッド建設計画自体を廃止するように要請する。
また、3月から6月まで、ノグチゲラ、ヤンバルクイナ等繁殖期の工事を中止
することを強く求めました。
これに対する防衛省側の回答は以下のようなものでした。
①ヘリパッド工事は続けたい。
②北部訓練場の過半の返還のためで、沖縄県の負担軽減になる。
③SACO合意にもとづいている。
交渉参加者および国会議員からは、住民の暮らしを危険にさらし自然を破壊す
るヘリパッド工事の中止要求が何度も発せられましたが、防衛省担当官の返事は
上記の内容を、言葉を換えて繰り返すのみです。
3月-6月の工事中止についても追求しましたが、「騒音の大きい重機での工
事は差し控える」ということの繰り返しです。「重機とは何か、パワーショベル、
ブルドーザー、ダンプカーなどか」という問には「それらが重機」と答えていましたが、
「伐採用のチェーンソーは使うのか」などの追求には、「3月からの工事については、
(内容を)つめていない」と逃げ回っていました。
国会議員からの「アセス図書で生物には配慮するとしながら、最大の被害者で
ある地域住民には何の配慮もしないのか」、「住民たちは、工事の強行ではな
く、話し合いを求めているのだ、なぜそれに答えないのか」、「15年前のSACO
合意は古びてしまったのだから見直すべき」などという強い追求には下を向くだ
けでした。
今日の環境・平和団体、国会議員の要請について、防衛大臣や総理に伝えて欲
しいという要請にも、通常の報告を上司にあげると言うのみでした。担当官は、
自分たちで意志決定できないポストであり、交渉した私たちには徒労感が残りま
した。
しかし、繰り返し、何度も、抗議し要求していくことが、工事中止に近づくこ
とであり、地域住民の皆さんとの連帯につながることなので、これからも集会や
要請行動を続けていきたいと考えています。
(は)
申し入れをした私達と、国会議員の皆さん
アメリカ人のローズ・ウェルシュさんが、防衛省の職員の方に話しかけています。
対応をしてくださった防衛省の皆さんです
院内集会でもアピールした3つの声明文を手渡しました。
記者の質問に答えている花輪さんです
by juconetwork
| 2011-02-25 18:22
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